ストリートから世界へ その4
海江田君と出会い、アイディアが止まらない。
そして音楽の奥深さに、どっぷりはまって行く
なんでクラブミュージックは、みんな踊るんだろう?
と音楽の波形とにらめっこ、トントンントンとキックサウンドを組みこむ
「キックが決まったから次はハットだね」ドンチドンチドンチドンチ
と組み込んでいく
あれ、、なんか聞いたことある。
そうかお祭りでの太鼓とチャンチキやん!!!
「わかった!!クラブミュージックて、お祭りの音沢山ちりばめられとるやん」
そうそれ、人を突きあがらせる裏の拍子がふんだんに使われている!!
踊りたくなるわけだね。
無から舞
いいね無舞BUBUに使用。
真夏にクーラーのない部屋で、泊まり込み、キュウリを食べて
こうやって1曲すんげーのが出来た。
この1曲が「動」ならもう1曲「静」を作ろう!!
鈴虫の音入れたり、日本の風景が頭に思い浮かぶような
素晴らしい「静」の曲が出来上がった!!
CD-Rにコピーして
ブラウン管のマッキントッシュでお絵かきでCDデザイン
「やばいの出来たね」
真夏のビールがうまかった。
何度か聞きながら、「これくそカッコイイから売れるんじゃない?」
と
俺はストリートに10枚のCD‐Rを持ってまずは下北、吉祥寺へ
海江田君に借りたラジカセを持って
ストリートで演奏して、人が集まったら、「スゲーカッコイイ和のクラブミュージック作ったんだ、ラジカセなんだけど近くにきて聞いてください」
と近くに来てもらい聞いていただく
「生三味線かと思ったら、スゲー世界観やん」と即10枚完売
そりゃそうだかっこいい、海江田君ととんでもないもん作っちまった。
いざ 武器(CD‐R)を持って渋谷へ
渋谷ハチ公前の喫煙スペースのあたりで演奏開始
たたでさえものすごい人で、三味線の音が聞こえないくらいだが、
「やってやるぜ」て
バチバチ弾いてたら、なんや太鼓の集団?
男性「琉球のエイサーだが俺たちも入っていいか?」
俺「もちろんやって!!」
女性「横笛もってるんですけど弾いていいですか?」
俺「もちろん」
男「ジャンベたたいていい」
踊り子「エイサーの踊りしていい」
「おおおおう」
凄いたくさんの表現者がそろって、人だかりもすごい事に
俺も負けじと演奏しまくる
すると
なんか真ん中あたりがザザザと空いた。
なんだ?
白や赤のヤバいギャングたちが乱入してきた。
おいおいどうなるん
となんか電話し始めた、あまり聞こえなかったが、集合かけてる感じ
やばくねーかと思いつつも演奏に熱がこもる、雄たけびを上げる
どんどんヤバい奴ら集まってきた、、、
「すいません、踊っていいですか?」
て 「へっ踊るのか?」
てブレイクダンスやHIPHOPダンスを踊り始めた。
気が付けば物凄い人だかり
当然のごとく警察官が止めに入ってきた、
そりゃそうだ 人も歩けないくらい
スゲー渋谷祭りになったと、表現者、演奏者、ギャングを握手!!
やばい夜
渋谷最高!!
てCD売るのわすれた。
次回ちょんまげ渋谷デビュー
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